DDTFの概要

(1)「DDTF」とは?

正式名称は、「電子署名・電子認証シンポジウム タスクフォース」といいます。

「DDTF」というのは、この正式名称の英語名である「Digital Signature and Digital Authentication Symposium Task Force」の頭文字をとった“略称”です。

ちなみに、「タスクフォース(Task Force)」とは、「特別作業会」とか「実行委員会」という意味です。

つまり、DDTFは、「電子署名・電子認証をテーマにしたシンポジウムを開催すること」を主な目的として、電子署名関連企業をはじめとする情報セキュリティ事業者や税理士、行政書士、学者など、電子署名・電子認証に大きな関心と期待を持つ人たちが結集してつくった任意団体なのです。

(2)シンポジウムの開催

DDTFは、「電子署名・電子認証」の普及を目的としたシンポジウムを、2001年2月からおよそ年1回のペースで開催してきました。第1回から第6回までのテーマは次のとおりです。

2001年02月第1回シンポジウム 電子署名法施行直前特集
2002年07月第2回シンポジウム 電子署名法施行1年記念
2002年12月第3回シンポジウム 電子商取引、安全と信頼特集
2003年07月第4回シンポジウム アメリカとの比較検討特集
2004年06月第5回シンポジウム 公的個人認証特集
2005年03月第6回シンポジウム 個人情報保護特集
2006年02月第7回シンポジウム PKI:カオスからの出発(たびだち)
2006年11月第8回シンポジウム 電子署名で実現する内部統制

このようにDDTFは、「電子署名・電子認証ないしPKI(公開鍵基盤)」と各時期のIT関連の重要課題を関連づけたテーマを毎回設定して、「電子署名・電子認証」に関する問題提起や提言をおこなってきました。

シンポジウムでは毎回300名前後の参加者を集め、パネルディスカッションや講演、模擬裁判などバラエティー豊かな形式により活発な議論を展開しています。ただ単に「考えさせるシンポジウム」であるだけでなく、「楽しませるシンポジウム」であることも目指しています。

(3)研究会とメーリングリストによる活発な議論

DDTFではシンポジウムの開催に向けて、毎月1回から2回の会合を持って、メンバーによる研究会を実施しています。研究会には10名前後の委員が参加し、電子署名・電子認証をめぐる現状分析や活用方法をめぐって深く、熱い議論をくりひろげています。

毎回の議論の内容はメーリングリストを通してDDTFメンバーに配信されるため、メーリングリスト上での“場外議論”も活発におこなわれています。

(4)DDTFのメンバー

DDTFには、PKIにかかわる専門技術者のほか、情報セキュリティに関心のある一般事業会社の会社員や税理士、行政書士、弁護士、研究者など、PKIや電子署名(法)に関心をもつ多様なジャンルの人々が、それぞれの立場から参加しています。

メンバーは自由参加で、会費などの負担は一切ありません。建設的な議論に加わり、なおかつ様々な活動にご参加いただける方であれば、資格などは問いません。どなたでも、いつからでも、DDTFのメンバーになることができます。

(5)運営方法

DDTFの会議のテーマや日程はメンバーの総意で決定し、議論を進めていきます。基本的には実践的・実務的な視点で、普及・啓発を促進する方向で自由に討議を重ねています。議論の進め方については、特に定めていません。また、結論を急ぐこともしません。ただ、メンバーの多くは、実務的な観点から、また、利用者の利便性や信頼感の観点から、実質的な議論として進めるように努めています。

その結果、自然と、技術面や法制度面、実務事業活動としての側面など、PKIをめぐる問題について多面的な検討がなされ、総合的な分析が行なわれることになっていると思います。努力していることといえば、先入観念や偏った利益などを排除して、常に率直に議論する姿勢をとるということです。その結果、メンバーそれぞれの専門性からより深い知識を学んだり、実務のあり方に関する知恵を学んだりできるという楽しさもあります。

さらにDDTFは議論の進め方だけでなく、資金的にも独立自尊でなければならないと考えています。そのため、資金はDDTFが主催するシンポジウムの収入のみに依拠し、いかなる団体にも依存せず、特定の企業の資金援助も受けず、独立した財政を確立してきています。

したがって、シンポジウムを支えていただく参加者の皆様やスポンサーシップにご協力いただく企業の皆さんのご協力のみが、われわれの活動の保証であり、継続性の担保となっています。

こうした資金源での独立性もあって、誰にもこびない、自由な議論と発想とで、これまで楽しく議論を展開してくることができたと考えています。こうしたDDTFの「独立自尊」の姿勢は今後も維持していきたいと思います。

DDTFの活動に関心をもたれるみなさまのご支援を心からお待ちしております。   

(6)利用者の視点の重視

DDTFはこれまで「電子署名・電子認証」を軸にしながらも、それだけに視野を限定することなく、技術・法律・社会制度・ビジネス・文化など多角的な視点から「インターネット社会の課題」を考えてきました。その際には、“光の部分”だけでなく“影の部分”も含めて検討してきました。

また、「利用者の視点をいつも忘れない」のもDDTFの特徴のひとつです。単なる理念や議論のための議論ではなく、実践・実効性を意識した「実りのある議論」とするために、あるいは「官と民」「専門家と非専門家」の壁をこえた様々な分野の意見や情報をバランスよく横断的に分析・統合していくために、DDTFは「利用者の視点」を常に忘れることなく議論を展開してきました。

(7)非営利目的団体ですが……

DDTFは、シンポジウムの開催による「電子署名・電子認証」の普及・啓発を目的とした非営利目的の任意団体です。

もっとも、電子署名・電子認証の普及のためにはビジネス分野での活用が欠かせません。したがって、DDTFシンポジウムをビジネスの活用の場としていただくことも大いに歓迎しております。

(8)代表および事務局

 

代表: 牧野二郎弁護士
事務局: 牧野総合法律事務所内

電子署名電子認証シンポジウムタスクフォース
〒163-0430 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル30階 牧野総合法律事務所内
TEL: 03-5339-2776 / FAX: 03-5339-2779 / EMAIL: info@ddtf.jp