渡邊 昇治(わたなべ しょうじ)

経済産業省商務情報政策局サービス産業課課長補佐・(社)自動車技術会評議員

経歴

1965年生まれ。1990年東京大学大学院修士課程修了、同年、通商産業省入省。機械情報産業局、工業技術院、資源エネルギー庁、中小企業庁等を経て、1999年6月より、機械情報産業局情報処理システム開発課課長補佐。2001年1月より現職。

主な著書

ICカード革命(オーム社)、エクセレント・ビークルの時代1・2(オーム社)

講演の概要

電子商取引、電子政府などの進展に伴い、本人認証や属性認証を電子的に行うニーズが増えてきた。認証に用いるデバイスの一つとして、手軽で廉価なICカードが期待されている。まず、ICカードと他の認証用デバイスとのコスト、利便性、安全性等の比較検証を行う。次に、ICカードシステムの仕組みと、公的機関や民間機関における導入計画等を紹介する。また、政府の実証試験(フィールドテスト)や公的機関や民間機関での実用化事例などの概要も交えて、ICカードシステムの今後の課題について言及する。

参加者の皆さんへのメッセージ

ICカードシステムは経済性、利便性、安全性を兼ね備えたシステムで、携帯電話に続く新たなIT関連ヒット商品の一つだと思います。特に非接触型ICカードは、カードの形状に自由度を持たせると、さらに用途が広がるセキュアなデバイスだと言われています。もちろん、電子認証に欠かせないデバイスの一つでもあります。しかしながら、ICカードシステムは、その導入方針や利用方法をよく検討しないと、利便性が改善されず、しかも、コストの高いものになってしまうかもしれません。今回の講演でその辺の事情をご紹介できればよいかなと考えています。

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