第3回シンポジウム2002/12/11

第三回電子署名・電子認証シンポジウムは無事すべての日程を終了しました。
ご協力いただきました皆様にこころから感謝申し上げます。

第三回電子署名・電子認証シンポジウムは、12月11日、12日の両日に渡り、霞ヶ関弁護士会館「クレオ」にて開催されました。参加者総数約360名(12日昼段階の概算)という盛大なご参加をいただき、大成功の内に終了することが出来ました。今回はじめての試みとしておこなった「模擬裁判」は、予想外に参加した電子署名の専門家の皆さんにもまた、法律家の皆さんにも大好評をいただき、メンバー一同感激しております。皆様から、裁判の記録をWEBに載せてほしいとの要望も寄せられております。録音などを再生して、実現し、利用可能な形にすべく検討いたします。 さらに第4回シンポジウムを来春にも行いたいと思いますので、ご期待ください。
皆様にまたお会いできることを楽しみにしております。

2002/12/12
電子署名電子認証シンポジウム・タスクフォース メンバー一同

 

【今回のテーマ 】

DDTF会議では、第3回電子署名・電子認証シンポジウムを開催することを決定しました。

今回のテーマは、「電子署名と法的トラブル」(仮称)としています。電子署名制度が発足して、証明書の利用も徐々に進んできました。また、証明書をめぐる様々な疑問の出てきました。特に、電子商取引のトラブル解決の指針を定めることは緊急の課題と言われております。電子署名制度が、オンライン取引、電子商取引の世界で果たす役割、トラブルの解決に役立つ点を明確にしつつ、さらには電子署名制度の問題点、課題、証明書をめぐるトラブルへの対策を実務的に検討したいと思っています。

トラブル、紛争の危険性はますます高まってきますが、その原因を明らかにしつつ、解決方法、対処方法を展望する時代に入っていると思われます。

まずは、基調講演により問題点を総合的に、制度全体の中で展望し、さらに特別講演では議論を絞り込みたいと思っています。

そして、今回は、問題点の絞込み、議論の明確化のため、シンポジウムの中に模擬法廷を設定することにしました。技術と法律がどのようにかみ合うべきなのか、電子的証拠の取り扱いはどうなるのか、電子商取引・電子認証の法的処理、トラブル解決のあり方などをめぐって、熱い議論を戦わせて見たいと思っています。

IT専門の弁護士や法律家と電子署名制度を推進する技術者陣が知力を結集して、未来のテクニカル法廷を演出したいと意気込んでおります。 ぜひ、気軽にご参加ください。


 プ ロ グ ラ ム     (敬称略)
第一日目  12月11日(水)
18:00 開場
18:20 開会 挨拶
18:30 基調講演  「セキュリティの脆弱性と認証基盤の確立に向けて」
        横浜国立大学教授 松本勉
19:30 招待講演  「PKI監査のあるべき姿を求めて」
        KPMGビジネスアシュアランス 満塩尚史
20:30 オリエンテーション  証明書発行実務
21:00 閉会 第一日目解散
第二日目  12月12日(木)
09:00 開場
09:30 開会
徹底議論 「インターネット時代の安全とは何か」
 コーディネータ: 作新学院大学助教授 藤本一男
 パ ネ リ ス ト : エントラストジャパン  鈴木優一
 パネリスト:   NECソフト        水落裕二
 パネリスト   :サートラスト       三崎友明
テーマ1 OSの安全性   MS vs LINUX
テーマ2 認証の安全性   ID・PASS vs PKI
テーマ3 より豊かな安全を求めて
     セキュリティ・レイヤー論 再考
     「巨大な0と1の前で立ち止まらないために」
11:00 特別講演  「ドイツにおけるPKI政策とその実情について」
        立命館大学教授 米丸恒治
 
12:00 休憩
13:00 構成ディスカッション 「実務とPKIの激突」
 コーディネータ:東京リース 天野健二
 パネリスト:東京電機大学教授 佐々木良一
 パネリスト:日本ボルチモアテクノロジーズ 岩田和晃
 パネリスト:税理士 阿部隆幸
 パネリスト:税理士 吉田友彦
法律事務所での議論   電子契約書?そんなもの使えるのか?
税務会計事務所での議論 電子領収書?そんなものどうする?
会社総務部での激論   議事録、請求書、稟議書?
誰がデータで使うの?紙でしょう!
14:20 休憩
14:30 模擬法廷 2004年4月1日 東京地区裁判所テクニカル第1法廷
 事件概要説明 原告弁護団会議から
 原告側陳述  問題の所在を突き止め、証拠をいかに収集するのか
 被告側陳述  情報秘密を開示できるのか、防御方法と機密情報
 証拠調べ    (未来の証拠調べはどうなっているだろうか)
 原告弁論
 被告弁論
 裁判官合議  専門事件をどう解決するのか
 判決言渡し 判決はどう書く?専門性と普遍性・感銘性との乖離はないか?
 総評
15:50 休憩
16:00 パネルディスカッション
「電子署名制度の将来を語る われわれが求める本当の姿とは」
 コーディネータ: 弁護士 牧野二郎
 パ ネ リ ス ト : 東京電機大学 佐々木良一
           エントラストジャパン 鈴木優一
 パネリスト    サートラスト 三崎友明・NECソフト 水落裕二
 パネリスト:   行政書士 田中元英
  1. PKIの安全性  本当の安全性とは
  2. PKIと社会のニーズ  何が何でもPKIなのか?
  3. PKIの可能性を求めて
18:00 「情報化社会への道筋」
  1. 安全な社会を目指して    NTTコミュニケーションズ
  2. 外部監査のあり方について KPMGビジネスアシュアランス
18:40 提言 DDTF代表 弁護士 牧野二郎
19:00 懇親会
  挨拶  来賓ご挨拶
  懇談
              20:40 終了
21:00 散会

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